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金棒を持った鬼のぬいぐるみ

恵方巻きは一部のコンビニオーナーにとっては鬼のような商品らしい

2016/02

今年も鬼がやってくる、そう、節分の季節到来である。

そして、それは同時に一部のフランチャイズ系コンビニオーナーにとって、鬼よりも怖い商品が店頭に並ぶ時期の到来を意味する。その商品は豆に次ぐ節分の売れ筋だと、巷では思われていそうなあの太いヤツ……

そう、恵方巻きである。

毎年売り切れない量がノルマ付きで入荷

「毎年節分の時期になると、大量の恵方巻きが予約分を含めて入荷されることになります。しかもノルマ付きで。私のような小さな店舗ではとても売り切れる量じゃありませんよ」

そう語るのは某コンビニチェーンオーナーのAさんだ。

「去年は数十本も売れ残ってしまい。家族で太巻きだけを食べ続ける日々が続きました。他のコンビニチェーンだと、ノルマがないってところがあるらしいですが、ウチは最初から割り当てが決められていて、見込みを大きく超えて入荷しなくてはいけないんです」

取材時はまだ一月の中旬であったが、Aさんの表情は暗い。売り切ろうと苦肉の策で自分の商品を自分で買う所謂『自爆買い』を去年も決行したそうだが、とても家族だけで消化できる量ではないという。

「出入りの業者さんに毎年頭を下げて予約して頂いたりしていますが、どうも頼みにくいところがある商品なんです。縁起ものですし、若い人達の間にはあんまり根付いていない行事のようなので……だから最近は自分で買って、日頃お世話になっている方に贈り物として渡すことが多いです。お値段もそれなりなので、経営的には本当に苦しい企画です」

※この記事の掲載画像は全てイメージ画像です。
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by newsassort編集部

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