季節を問わず、常にマスクをしているタイプには要注意
パンデミック対策に対する意識が高まりつつある現代においては、季節を問わずマスクをつけて職場等に向かう人が増えて来た。そういう人はいい。だが、その中には前述したオシャレ目的でマスクをする者も交じっている。
こうした者は目より下の部分に自信を持っていないことが多い。余談だが、Twitterのプロフィール画像でマスクをつけているタイプはその典型ともいえ、細心の注意が必要だ(顔バレ予防の人もいるけどね)。
見分け方としては、「どうしてマスクをつけているのか?」についての理由を言う頻度に着目してみると良いだろう。真のイケメン、美女は、花粉症だから、風邪が流行っているから、といった、右に倣えのありきたりな理由を並べることはあっても、それを繰り返して説明したりはしない。聞かれた時だけ答える程度だ。
非イケメン及び非美女は、それに対局するように、こっちが聞いてもいないのにしつこく自主的に花粉症だから、風邪をひきやすいから、とアピールすることが多い。これは心理的に自己防衛本能が働いているからに他ならない。
マスクを日常的につけている自分について、それ以上深入りされることを恐れているのだ。この言い訳は、回数が多ければ多いほど、自発的であればあるほど、危険水域に近づいていく。日常の会話の内容がマスク周り出来事についてばかりの人物である場合は、いつも以上に警戒心を強めておくと良いだろう。
機能性でなくデザインでマスクを選ぶ
「このマスクじゃないとダメなの……」見極めを徹底したいのであれば、このセリフを聞いた瞬間にピンと背筋を正さなければならない。洋服や装飾品と同様にマスクにもデザインというものがある。
機能性でなくデザインでマスクを選ぶタイプは、ほぼ間違いなく真のイケメン美女ではない。真のイケメン、美女であれば、マスクなんてものは大抵似合う。というか、そんなことを気にしたりはしない。
着けているのがデザイン性に富んだマスクで、かつお気に入り感満載の場合、高確率で非イケメン、非美女である。同じメーカーのマスクだけを執拗に使い続けている場合、これに該当する可能性が非常に高い。
「そのメーカーのマスクいつも着けているけど、なんで?」と聞いた時に、着け心地や機能性以外の理由を口にしたら、ほぼアウトだ。彼らが似合う似合わないといった理由を自ずからあげることは少ないが、この時ゴム止めタイプ良いとか、一体型が良いとか、わけのわからないことを言い出したら、すぐに撤退の準備を始める必要がある。
鼻水や咳がでているわけでもないのに替えのマスクを複数常備
最後にもっとも見分けやすい方法をご紹介しよう。それはマスクのストックに注目する方法である。マスクを口元を隠す目的で使っている人はマスクの消耗が著しい。そうなると当然マスクを変える回数も多くなる。
マスクのストックなんてものは、医療関係者や食品工場に勤めている人間でもない限り、そんなに多くは持ち歩かない。どんなに多くても二~三枚程度あれば事足りる。普通の人は一袋に複数のマスクが入っている商品であれば、その袋を鞄にぶち込んで終わりだ。
だが、マスク偽装を企む輩はその限りではない。複数入ったセット商品の袋をさらに複数常備することもあるぐらい、結構な量のマスクを常備している。
「マスク余ってる?」と聞いた時にすぐさまマスクが取り出せるようなら、その優しさに感謝をしつつ、警戒心を強めよう。目安としては5個以上マスクを持っているようなら危険だ。
第三者がマスクのストック数を常に把握するには、少々難儀な問題が付きまとうが、対象が『常にマスクを切らさない』タイプの場合、統計的にみて相当数の所持が予想される。イケメン及び美人である一握の可能性は捨てきれないが、このタイプに遭遇した際には素直に引き下がった方が無難である。
中身が大事なのはマスクも人間も同じ
昨今、マスクを取り巻く様々な事情は驚くべき変化を遂げている。とりわけ、マスク美女、マスクイケメン、の増加は面食いの人間にとっては由々しき問題だ。
ただ、人間の魅力を見極める上で本当に大切なのはマスクの中身ではなく、人としての中身であることを忘れてはいけない。たとえ、マスクを取った瞬間にがっかりすることがあったとしても、人として、社会の一員として、それを顔に出すようなマネだけは、マスクを着けてでもしたくはないものである。