チョコを貰えない独身男性が近づいてはいけない危険区域
2016/01
15秒で読める記事の要約
今年も来てしまったバレンタインデー。しかも日曜開催である。シングルは迂闊に外に出ると危険だ。カップルがうようよしている。特に危険な区域は、『スイーツ店』『洋食系のレストラン』『渋谷、六本木等、如何にもイルミネーションがありそうな街』『ショッピングモールの催事コーナー』の4か所。気を付けて。
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そろそろ街にココアパウダーの香りが漂ってきた。来る2016年2月14日(日)、人類はまたしてもバレンタインデーを迎える。 昨年に引き続き(昨年2015年は土曜日)、今年も非常に厳しい日程だ。
学生の場合は、「今日は学校が休みだから貰えなかった」の言い訳が使えることもあるだろうが、社会人には「仕事だから……」の免罪符は通用しない。
バブルだった一昔前ならともかく、本命チョコを職場で渡してくる女子社員などほとんど存在しないからだ。
休日だからと言って、うかつに外出しようものなら、危険な状況に置かれるのは明白である。現在社会人でチョコレートを貰えないと確信している者にとっては、今年も極めて厳しい一日になりそうだ。
だが、ここで怖気づいてはいけない。独身だからと家に引きこもったりしてはいけない。
楽しいお出かけの休日は、誰にでも平等に与えられるべきもののハズ……
事前に危険区域を把握しておけば、そうした事態を未然に防ぐことは十分可能なのだ。
スイーツのお店
-危険度 60%-
バレンタインデー当日の昼の間、意外とカップルでごった返しているのがスイーツ店である。休日は一人で甘いもの巡りを楽しんでいるという方は、是非気をつけて欲しい。
チョコを渡す前にスイーツを食べに行く感覚は少々理解ができないが、もしかしたら、このスイーツ店でのおごりが本命チョコみたいなものになるのだろうか。
また、女性のみのグループでは友チョコを渡す代わりに、女友達同士でスイーツを食べる、友チョコデートなるものが開催されていることがある。
元々スイーツ店は女性だらけの園……
「あの人貰えないからって一人で食べに来てる(笑)」といった被害妄想癖のある方にとっては、危険度60%では済まない場所だ。
洋食系のレストラン
-危険度80%-
どう見てもここはダメだろう。自ら戦闘区域に足を踏み入れるような行為は、出来うる限り避けるべきだ。今日のあなたは兵士ではない。民間人である。
特に夜の部は要注意。クリスマスなどと比べれば幾分マシな状況であるが、女性が紙袋から箱的なものを取り出して渡す場面は、かなりの確率でこの地で繰り広げられる。 最前線には近寄らない。戦地に近い者にとって、これは生き残るための鉄則である。
補足:バレンタイン当日に雪が降ろうものなら危険度は3割増!!
渋谷、六本木等、如何にもイルミネーションがありそうな街
-危険度100%-
暦上は冬の季節だが、あえて言わせて頂こう。飛んで火にいる夏の虫とは正にこのことである。小学生が考えても分かりそうな危険区域であるにも関わらず、毎年、一定の被害者を出しているのがここだ。
どうせカップルだらけなのだから近づくな。どうせ街はハートマークでいっぱいなのだから近づくな。どうせ涙にイルミネーションを映すことになるのだから近づくな。近づくな。近づくな。
心を鬼にして、しつこいぐらいに言わせて貰ったが、今年こそは是非とも被害者をゼロにして頂きたい。悪そうなヤツだって、この日ばかりは大体デートなのである。
ショッピングモールの催事コーナー
-危険度120%-
ショッピングモールは、2月14日ギリギリまでチョコレートを販売するところがほとんどだ。前日までに買っておけよと言ってしまいたくなるが、季節ものであるがゆえの割引などもあって、思った以上に賑わっている。
立ち並ぶ商品は、一見すると義理チョコ的な要素が強いものばかり。だが、安心してはいけない。その義理チョコを何故か一緒に選びに来ているカップル達がそこにはいる。
これほど彼氏(または夫)にとって、優越感に浸れる場所があっただろうか?
勝者が敗者のための贈り物を選んでいるようなものである。 そんな勝者達のるつぼと化した催事コーナーには、万が一にも一人で近づいてはいけない。カップル達は実は全く我々のことなど気にしていないが、さり気ない視線にこっちの心は確実にズタボロになるだろう。
あと、注意すべき点は、女性一人での買い物客が多そうだという理由でナンパにいくようなマネはしないこと。彼女たちは明日職場で渡す用の義理チョコを、少しでも安く買いたいと考えてこの地に来たしっかり者である。
遊び心で邪魔をすると、とんでもないしっぺ返しを喰うことになるだろう。
奇跡はきっと起きる
いまだ世の中は自己責任の時代が続いている。「そんな場所だとは知らなかった」という言い訳は誰も聞いてはくれない。 が、だからこそ、この苦しい休日には挑む価値がある。 バレンタインデー当日、もしかしたら、あっと驚くような奇跡が貴方を待ち受けているかもしれない。 大丈夫、きっと危険区域の外はパラダイスだ。
※この記事の掲載画像は全てイメージ画像です。
by newsassort編集部