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ノートパソコンをする高齢者

知られざる職業2…認知症予防効果?高齢者専門パソコン教室の先生のお仕事

2016/10

第二回目にお話を聞かせて頂くのは、高齢者向けにパソコン教室を開き、先生として授業を行っている真島咲子さん(40代:仮名)である。ただし、特定の場所で教室を開いているわけではなく、業態は自宅や施設に真島さん自身が訪れる派遣出張型。数年前に起業し、現在では新規の生徒募集を停止しなければならないほどの盛況ぶりだという。

― 主な仕事内容を教えて下さい。

高齢者専門でパソコンを教える先生をしています。やっているのは出張のみです。どこかの地域で塾のような形で教室を開いているわけではありません。ご自宅や有料の老人ホームなどに、私が直接伺って指導させて頂いております。また、パソコン関連商品の販売代理店としても活動しています。

― パソコン関連商品の販売代理店にもなっているというのはどういうことでしょう?

そもそも「どんなパソコンを買ったら良いか?」がわからない生徒さんが多いので、この仕事を初めて少ししてから代理店としても活動するようになりました。自分が良く知っているものの方が、教えやすいというのもありますし、利益に繋がるからというのも理由です。ただ、良く知らないからと言って、不必要なものを高額で売りつけるようなことは致しません。

― 自宅への出張の場合と老人ホーム等の施設では教え方に違いはありますか?

パソコンを教えることに関しては変わりませんが、老人ホームなどの施設の場合は、同時に複数の生徒さんを教える場合が多いです。その場合はレクレーションルームなどをお借りして教室を開きます。

ご自宅や老人ホーム内の個人部屋にお邪魔する時は、家庭教師などと同様に1対1の個人授業です。一人当たりの料金的には複数人の授業よりかなり高くなりますが、現在はこちら(1対1)の方が需要が大きいです。教える側としても、お1人様の方が教えやすいですね。

― 起業された時、どのように営業活動をされたのですか?

ご家族からの問い合わせに期待して、最初はホームページなどで募集をしていましたが、ほとんど反応がなかったので閉鎖して、高齢者が多く住んでいそうなマンションにビラを撒いたり、老人ホームなどの施設の運営会社への直接営業に切り替えました。

最初の生徒さんを見つけ出すまでには、思ったより時間がかかりましたが、何人か増えてくると口コミが広がったみたいで、今では何もしなくても勝手に問い合わせやご紹介が入ってくるような状況です。

※この記事の掲載画像は全てイメージ画像です。
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by newsassort編集部

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