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カラオケ店員さんは1人カラオケの客をどう思ってる？
2016/01
ちょっとした空いた時間のお一人様遊びとして、定着しつつある一人カラオケ。しかしながら、「行ってみたいけど、友達がいないと思われそうで行きにくい……」とハードルの高さを感じてしまう人がいるのも事実だ。
一人牛丼すら躊躇する人がいる、日本人の恥ずかしがり屋な国民性を考えると、一人カラオケはそこそこ勇気のいる一人遊びだと言えるかもしれない。
話を聞くことができた20代の女性会社員は、「中に入っちゃえば個室だから良いんだけど、入店時の店員さんの目が気になる」と、一人カラオケになかなか踏み出すことができない一番の理由を語る。
なるほど、確かにカラオケ店に一人で入った場合、やり取りをするのは働いている店員さんぐらいのもの。一度カラオケルームに入ってしまえば、あとは退店時まで完全に個室で過ごすことになる。一人カラオケ客にとっての人目というのは、基本的には店員さんに限った話というわけだ。
ならば、直接聞いてみようということで、一人カラオケに来るお客様について、どういう印象を抱いているのか？
実際に大手カラオケ店に勤務する従業員（28歳男性：勤続5年 店長）の方に、お話を伺ってみることにした。
お一人でご来店されても我々は何にも思いません
いや、印象は非常に良いですよ。私個人としては一番やりやすいお客さんです。泥酔することもないですし、いらっしゃる時は空き部屋が多い時間帯に来て下さることが多いですからね。 金曜日の夜などに来られるとグループのお客様の方が利益面ではやっぱり良いですけど、皆さんそこに気を使って下さる方が多いです。
常連の方になると、「空いている曜日と時間帯教えて」なんて聞いて下さる方までいらっしゃいます。
今は一人カラオケ専門店もある時代ですから、お一人で来店されても我々は何にも思いません。他のお客さんと全く同じです。あっ、一人カラオケ専門店の客を増したいからってそう言っているわけじゃないですよ。それこそ、いちいち意識していたら仕事になりません。
と言いますか、一緒に働いているアルバイトを含めて従業員に一人カラオケ好き多いですから。自分達も好んで行くレベルです。ネットカフェに一人で行くのとほとんど同じに考えて頂ければと思います。
グループでカラオケに言ったって、誰かが歌っている時はそんなに会話ってないですよね？
もともと自分の世界に入ってストレスを解消して頂くことで、お金を貰う商売みたいなところがありますから。
少なくとも一人カラオケに関しては、接客する店員は何も意識していないようである。お話を聞いた限りでは、むしろ良いお客様の部類に入っていると言えるだろう。
一人カラオケで誰の目も気にせずに、思いっきり歌ってみたい！と思いつつも、 未だ実行できていない方は、一度挑戦してみてはいかがだろうか？入退店時の他の客の目線が痛いという意見もあったが、案外人は自分のことなんて見ていないものなのかもしれない。
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by newsassort編集部
