2016/02
日本社会では、相手が親しい人でもない限り、人と面会する場面で足を組む人は余り多くいません。会社の自分の席に事務作業をしているときでさえ、足を組むと態度が悪いと感じられてしまうことがあるぐらいです。
ところが、日本と色々な面で関わりが多いアメリカ社会ではそうではないようです。アメリカ発信のニュース番組では、ジャーナリストが足を組んでインタビューする場面が頻繁に映し出されていますし、その回答者にしても同じように足を組んだまま回答をしています。
また、大統領や政府の高官などが、日本の国会議員と話しているシーンなどでも、足を組んで椅子に腰かけながら歓談している姿が見られることがあります。
これは一体どういうことなのでしょう?
アメリカでは逆に足を組むことがマナーなのでしょうか?それとも日本の政治家がナメられているのでしょうか?
日本在住中のアメリカ人男性(31歳:会社員)に聞いてみました。
これは初めて日本に来て驚いたことの一つですね。
その時は東京の大学へ留学生として訪れていたのですが、授業のとき、足を組む人が全然いない。そして足を組んだら先生から怒られるんです。アメリカの高校ではそんなこと全然なかったから、ほんとうに驚いた。すっかり姿勢が良くなったのはうれしかったけど、慣れるまでは辛かったですよ。
でもアメリカではですね。考え方が違うのです。
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