疲れてそれどころじゃない
[30代女性:メーカー営業企画]
事務職ですが、業務量が異常に多くて、疲れてそれどころじゃないってのが一番の理由ですね。他の同僚はヤケクソになって飲みに行ってるみたいですが、もう30代に入っているので私は体がもちません。
皆さん誘って下さいますが、本心ではやめて欲しいです。断るのも疲れます。体が楽なら全然構わないんですよ。人間、一人で仕事をしているわけではないので、ある程度、そういうお付き合いも必要でしょうから。
でも、体が大事でしょ。この業務量で、飲んでって絶対おかしくなっちゃいますよ。上司も付き合いを大事にしろだなんだと言う前に、業務に対する人員を見直してほしいものです。
子供と過ごす時間を大事にしたい
[30代男性:飲食店マネージャー]
とにかく子供の顔が見たい。飲み会に時間を使っている暇はない。奥さんがキレる。以上!
給料が出ないのに行く意味がない
[20代男性:専門商社総務]
付き合いも仕事だって良く言われますけど、それなら給料を出せって話ですよね。割り勘で3000円ぐらい払って、説教されたり、業務の確認をされたり、意味が分からないです。そのくせ、プライバシーに関わることを話題に出して、ネタにしてきたりしますから最悪です。
だから、上司の子供の話も聞きたくないし、自分の話もしたくありません。子供の写真もどうでもいいです。彼女の写真を見せろ?ふざけんなって話です。お金を払ってまで、仕事での関係を引きずるなんて無意味ですよ。
日本のこういうところが嫌いですね。外資系のような淡白な人間関係に憧れます。
【会社行事の飲み会は給料を出すべき?】
会社の行事として行う飲み会なのだから、給料を出すべきだという意見は多い。しかしながら、そのような日本には会社はほぼ存在せず、そう安くない会費が発生してしまうケースまである。納会などの行事であれば、最低でも会費ぐらいは出して欲しいという気持ちは良くわかる。
ビジネスだからお金にならないことはすべきじゃない
[20代男性:ITコンサルタント]
プライベートはプライベート。仕事は仕事です。仕事に繋がる接待なら行きますが、上司や同僚とは飲みに行きません。必要性がわからない。ビジネスをやっているのだから、お金にならないことはすべきではないと思っています。
社内での飲み会では、たまに領収書を切ることもあるらしいですから、経費面でもマイナスしかありません。コミュニケーションは取ろうと思えば、会社内で十分取れるじゃないですか。そこの部分をないがしろにして、なら、社外で取ればいいだろうという考え方が分からない。
飲み会での人間関係を業務に引きづっている人たちにもイラッとします。仕事は仕事、飲み会は飲み会です。仕事が終わったら、自分なりのプライベートを楽しんでストレスを解消する。それを楽しみに仕事を頑張る。飲み会に行きたい人は行けばいいし、行かない人は行かなければいい。私は行きたくない方の人だった。それだけの話です。
行く行かないは結局は自分が決めること
こうして話を聞いてみると、彼らには彼らなりの考えがあり、仕事とプライベートに対する譲れない姿勢があるようだ。自分のプライベートな時間を大切にすることは、生きていく上で、仕事よりもずっと大切なことだ。そうでなければ、仕事をする意味がなくなってしまう。
しかしながら、一部の方に対しては、そこまで頑なにならなくてもという感想がないわけではない。確かに上司からの説教を受けるだけの飲み会は、まっぴらごめんだが、仕事の仲間と仕事終わりに語り合う時間というのも、人生の中では大切な瞬間なのではないだろうか?
会社と呼ばれる組織には嫌な奴も良い奴もいる。嫌な奴ばかりに目がいってしまうことで、良い奴と話す機会を失ってしまうのは、少々勿体ない気もする。
とはいえ、やはり、それも自分が決めること。
「飲み会になんで来ないの?」と飲み会に来ない人を頭ごなしに否定する風潮は、どこかおかしいところがあるとは言える。仕事の時間は終わった。その後の時間をどう使うかは確かに自由ではある。