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スーツの懐から退職願を取り出すサラリーマン男性

超スピードで会社を辞めてしまった新卒社員達の本当の退職理由

2016/03

毎年、苦労に苦労を重ねて入った大企業を3か月も経たない内に辞めてしまう新卒社員が少なからずいる。就職活動中の厳しい戦いを潜り抜け、日本人的な発想でいえば勝ち組にあたる彼らは、一体どうしてすぐに会社を辞めてしまったのだろうか?入社3カ月といえば、新入社員研修がようやく終わったあたりの時期である。

この疑問は経営者や人事部の人間に投げかけても答えは出てこない。

おそらく彼らが告げた退職理由は建前と本音でいうと、相対的に建前の度合いが強いからだ。

昨年、4月に入社した大企業をわずか3日で辞めたという佐伯さん(元大手建設会社勤務:男性)は「入社式に現れた社長の話を聞いた瞬間に、急激に冷めてしまった」とその理由を語る。

社長の言葉に納得できず…

「入社式で社長が新卒社員に挨拶をしてくれたんですが、内容がひどいんです。石の上にも三年とか何とか言って、学生気分が抜けきるまでは上司や先輩の言うことだけを聞け。彼らは忙しい。仕事は教えて貰えない。だけど、手伝いながら仕事のやり方を盗むことは出来る。盗んで覚えろ。一人前になるまで、君たちの意見は一切聞かない。そういう趣旨の発言でした」

「言っていることはわかるし、そりゃ最初から仕事が出来る学生なんていないってことは分かっています。だけど、そう言いつつ仕事のやり方を盗めっていうのは、何か矛盾してるんじゃないかって思ってしまったんです」

社長の入社式の挨拶だけで全てを判断してしまうとは驚きの一言だが、彼はその瞬間に会社を辞めようと決意したという。将来に対する不安はなかったのだろうか?

※この記事の掲載画像は全てイメージ画像です。
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by newsassort編集部

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