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レポートを精査する教授

俺たちには明日(も大学)がある!卒業しないorできない人々

2016/03

各大学では卒業式も終わり、新社会人となる卒業生達がいよいよ社会へと羽ばたいていきます。

しかしながら、そんな彼らを尻目に今年が卒業年度であったのにも関わらず、大学に残り続ける学生もちらほら。 大学院に行くわけでもないのにどうして彼らは居残り続けるのでしょう。

何か事情があるに違いありません。

卒業年度に卒業をしない、あるいは卒業しなかった経験がある、学生と元学生、合計30人を対象に調べてみると、大きく分けて4つのケースがあることがわかりました。

1.もう一年就職活動がしたいから(8人)

履歴書に記入をしようとする手

世間では氷河期は抜けたと言われているみたいですが、いまだに大学生の就職戦線は厳しい闘いが続いているようです。

内定が一つも取れなかった人と、内定は取れたけど、別の企業に行きたくなった人との2タイプがいますが、いずれも共通しているのは、「既卒だと受かられる企業が少なくなり、就職活動が不利になるから」というものでした。

最近では既卒を対象に含めた新卒採用の求人が増えていると聞いていたものの、不利を無くすほどまでには浸透していないようです。

また、面接で質問をされた時に、就職活動で内定を貰えなかったイメージがある既卒の人物よりも、就職活動のために留年した人物の方が受け答えがしやすいし、印象が良いから、という意見もありました

企業で働き、お金を稼ぐために就職活動をしているのに、そのためにもう一年分の学費がかかってしまうというのは、少し社会のシステム的におかしなところがあるように思われますが、現実路線で言うと、どうも留年した方が良い場合があるみたいです。

わざと単位を残して積極的に大学に残ろうとする人のほとんどは、このケースに該当していました。

※この記事の掲載画像は全てイメージ画像です。
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by newsassort編集部

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